自分が何かできないか考えていた。
食事はどんなものをあげたらいいのか、お水はどうか、人間は他に何をすればいいのか、
いままでの生活にどんな問題があったか等等。
通販で流動食と獣医さんの使う缶詰を購入して、3時間くらい眠った。
朝一で監督に会いに行く。
場合によってはお星様になってしまうかもしれないし人工透析のように週に何日か
病院に連れて行って輸液をしないといけない体になってしまうかもしれない。
全部飼い主の判断ミスで、ほんとうに可哀想なことをした。
病院についてちび監督に会う。
昨日から500ccもの輸液をしたのに、おしっこが出ないとのこと。
ちび監督のケージに寄ると、恨めしそうな顔で睨む。でも観念している様子。
仏頂面でこっちを見るちび監督が見えた。
2mはなれたところで見るだけで、涙が溢れた。
これ以上近くに行ったら、こらえきれなくなってちび監督を不安にさせてしまうかも
と思いそばに寄ることもできなかった。
不安そうな顔が頭から離れない。もし、腎機能が回復しなかったら・・・・
肝臓も悪いようなのだけれど腎臓がよくならないと肝臓のお薬が入れられないのだそうだ。
私やアトリエの人間が、ずっとちゃんと眠っていないしひどい顔だったようで、
お友達がお昼をごちそうしてくれた。
ありがたい。
おいしいお昼をいただいたら、
ちび監督のために何かをすることですこし元気が出る気がしたので、
退院してくるはずの日のために準備を始めることにした。
まずは昨晩からの続きで何をするべきか考える。
完全に回復して、暖かくなるまではひとまず、ちび監督を外に出すのはやめることに。
実際、彼女は自由に外に出ていたから、風邪をもらってしまのだし
トイレもお庭の好きなところでしてしまうので便の確認がきちんとできないのだ。
便の確認ができていれば病気も発見しやすいはず。
でも、いままで自由に外に出ていたので、ストレスを感じるかも・・・と考えて・・・。
ちびこは落ち葉が大好き。だから、ちょうどたくさん落ちてきている、真っ赤なお庭のもみじの
葉っぱをたくさん集めて、子供のプールみたいな、落ち葉プールを作ることにした。
そうと決まったら落ち着いていられず、アトリエの作業員たちでゴミ袋を持って落ち葉かき。
ごみ袋7個分の落ち葉が集まった。
湿っていてはカビるので、空き部屋に板をしいて落ち葉をぶちまけて乾燥させる。
ちび監督がもぐって遊んで帰ってきたときの、葉っぱのいいにおいがして、また涙が出る。
夜。もっとちび監督にとってストレスのない環境を考える。
私は家事・自分の身の回りのための時間以外はほとんど仕事をしている。
思い返してみても、リラックスしてだらだらするそんな時間がない状態が何年も続いている。
休日は年に5日以上あったことは無い。ひたすら仕事ばかり。
ちび監督が過ごすアトリエの中は仕事場であるわけで必死こいて細かい作業に集中している
そんな人たちの中であるわけで、きっちり整理整頓された部屋の中。
ちび監督がリラックスできていなかったのかも・・・
そう思えてきた。
人間の生活スタイルも、なんとかしないと。

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ラベル:急性腎不全