ドイツ・アニモンダ社正規輸入代理店の
ジャーマンペットハウスさんからご提供いただいた、
アニモンダanimonda・ラフィーネフレッシュテリーヌ・
野鳥獣とニンジンです。


【原材料】
肉類(野鳥獣)、野菜(ニンジン)、ミネラル、ビタミンD3、ビタミンE
【成分】
粗蛋白 10%
粗脂肪 4%
粗繊維 0.4%
粗灰分 2%
水分 83%

日本語シールをはがしてドイツ語表記を解読すると、
【原材料】
肉・肉副産物類(野鳥獣・ジビエ4%)、野菜(ニンジン4%)、
ミネラル、カラメル
となりました。

野鳥獣!!って言葉だけ聞くと
なんだかすごいもんを想像しますが・・・
(私だけ?)ジビエのことよね。
鴨とか七面鳥とか、ウズラとか鳩とかいろいろ。
ウサギや鹿も含まれます。

ヨーロッパでは市場やお肉屋さんで毛や羽がついた野鳥獣(!)が
時期になると(秋〜冬)普通に売っていて、
ハンターは獲物の急所に一発であてて仕留めるようにして
逃げるときに肉に血がまわってまずくならないように、
内臓や肉に傷をつけないように、しているんだそうです。

昔からお金持ちでなくとも肉を食べる文化ですから、
肉に対するこだわりは
シッカリと根付いているんだな〜と思います。

飼われている家畜ではないから、
(一部飼育のジビエや半飼育のジビエも存在します。
育ててから放し、野生化したもの)
天然物としての価値があるってことでしょうか。
日本でも鯛とか、鰻とかの天然物は貴重ですね。

あ〜、世話人自身はジビエ、久しく食べていないのよね^^;
食べたいよ〜〜
そしてアニモンダのフタをめくる(エヘヘ)
ふ〜ん。

においは薄め。
鼻を近づけて嗅いで、やはりアニモンダ特有かもしれない、
例のパン様の香り。サッパリ目の肉の香り。
微妙に金属質なにおいを感じるがこれは内臓のにおいかな。

見た目からの感じでは、肉は鳥類かなあ。
外側のパテはとってもやわらかでジュ〜シィ。
ふわふわしていて、お汁もたっぷり含んでいます。
ナイフで切ると、おお!にんじんもいっぱい入っています。
それから、ゴロゴロと大き目のお肉の塊がいっぱい。
人参は1cmくらい、肉は3cm〜1cmの大きさ。
具が、でかいっ!

ジビエジビエ・・・とひと口。

あっさりしてます。
肉の風味たっぷりなんだけど、とても軽い味。
お汁は野菜の甘みのする味。

↑そのまま容器から盛り付けたもの。
にんじんは肉と一緒に煮込まれたようで肉と一体化しつつ、
濃いにんじんの味。とってもやわらか。
肉の塊部分は、レバーっぽい風味のある・でも苦味は少ない肉で、
噛み応えを残しながらもヤワラカ〜でおいしい。

↑スプーンだけを使って潰したところ。
お肉も3mm角に切れ、にんじんは完全につぶれました。
野鳥獣というだけあって、ワイルドな味ではあるけれど
全体がやわらかに仕上がっています。

同じ量のお湯を混ぜて、監督にお出ししてみました。
ワクワクと待つ監督。

「ちびこさ〜ん、野鳥獣でゴザイマス」
監督は以前外に自由に出ていたときは、鳥を捕る達人でもあったのだ。
スズメは9割がた生け捕りし、ほとんど無傷の状態で持ち帰るため、
アトリエは毎回ものすごい騒ぎになっていた。
ある時などはいちどに2羽のスズメさんをほぼ無傷で持ち帰り、
スズメさんを空にお帰しするのに大変な騒ぎ。
9割方は無傷で自慢たらたら持ち帰ってくるのだけど、(空に帰れる)
1割はおいしく食べていた。(空には帰れない^^;)
すごいおいしそうに・・・
違うのかなあ、鶏肉と野鳥とは。
っていうか、普段ちょっとでも大きい塊を食べないくせに、スズメさんは
もりもり食べてたナア。なんでだろ〜?

そして出てきました!野鳥獣!!
においを嗅いでハッとして、食べ始めるちび監督。
しかし・・・1/3でパッタリ。

もしや・・・と思い、ミキサーにかけたもの・かけていないものを
お皿に乗せ、とりあえず母上に献上してみた。
「母上〜、野鳥獣にござりまする〜」
「うんうん、そろそろアニモンダしたいと思っていたのよ」

ゆっくり堪能する母上。
良く見ていると、固形のところが歯につまる(?)らしい。
好きなのに、歯が気になる(?)

飼い主さんに言って、獣医さんで見てもらったほうが良いね。
(今現在、治療中デス)
ポタージュ状のところは完食して、固形のお肉の部分もかなり食べたけど、
母上も少し残した。
後日監督には、ミキサーにかけたものをお出しする。
4割くらい水を加えてミキサーにかけてみた。
ムース状というかポタージュ状になって、ふんわり。

味を見ると、にんじんの味がけっこうあって、肉の味がまとまって
これはこれでおいしい。味は全然薄くはならない気がする。
残りは製氷皿で凍らせておいた。

「ちびこさん、ポタージュにしてみたよ。」
これなら・・・とたべはじめ、完食。2回目まで好評。
いい感じかな〜、と思ったけど3回目は撃沈。
ごくたまに食べるのがいいみたいです。
スタジオアルテの猫監督 ちびこの部屋ちび監督のホームページでも、
アニモンダの試食レビューをご覧いただけます。
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