(今回、写真なし文だけでとっても長いです。
ごめんなさい。)
なんだかいろいろあって混乱してたのと、コマギレ睡眠が
続いてたのと、監督片時も目が離せず・・・で
書くのがちょっと遅くなってしまいましたが
皆様、監督の手術の無事を祈ってくださり
ありがとうございました。
いろんな方向からたくさんのパワーを
監督、ビシバシ感じたことでしょう^-^
監督の避妊再手術、お蔭様で3/7無事に終わりました。
手術は日帰りだったので、そのまま夜7時には
アトリエに帰ってくることができました。
が・・・
監督をお迎えに行って、手術を終えた監督だけではなく。
世話人衝撃の開腹結果が。
どどどーんと待っていたのでした。
今回の避妊再手術は、卵巣のみを取る予定で
切開するのは2〜3cmとなる予定でした。
しかーし。
監督のお腹、14cm切ったとの先生の報告。
ぬぬっ。
何かあったら傷は大きくなりますと言われてたし
残念ではあるけど仕方が無い。
だけど・・・
な・・・なんで?????
何がアッタノ??
先生が解剖図(絵)を出してきて、見せてくれたのですが
猫の卵巣というのは、
膣から奥に向かって左右フタマタにわかれ、左右の子宮があり
その先に左右の卵巣があるのだそうです。
(子宮が左右一つずつあるのを知らなかったのでビックリ。
子宮って一つだと思ってたー!!!)
更にその先に左右の腎臓が見えるんだそうです。
卵巣を取る手術というのは、
腎臓の位置を見て卵巣を確認し、切除するんだそうです。
が・・・
監督のお腹を切ったら、右の腎臓がみつからなかったそうで^^;
腎臓をしっかり確認できる位置まで切開したということでした。
ええええ〜〜〜〜っ。
去年12月の食欲廃絶騒動のとき、
「説明不足の病院」で散々の腎臓触診で「説明不足の獣医たち」
総勢3人が、毎回ウンウンうなりながら長時間触診し、一度は
エコーまでやって(早く帰りたいし私は頼んでもないのに^^;)
右の腎臓が確認されてないのにうやむやにして
「正常です」って言われたんだよー。
(→)私も監督がエコーの液でぐしょぐしょにされて
その前に散々触診(痛がるくらい^^;)されてたし
冷たいわめちゃ嫌がってるのが気になってしかたなくて
早く診察を終えたくてハイハイと言ってしまってた。
そいでまた、右側の卵巣は無く、右の子宮はあるんだけど
どこからどこまでが子宮かという境目がなくて
尿路の確保のため、右側は子宮を取りませんでした、との報告。
左側は子宮・卵巣ガッチリついていて、(切除しました)
腎臓もあるそうです。
じ、腎臓が1コ無い・・・
世話人ちょっとパニックになりながら
最初の避妊手術のときにヤブ獣医が取っちゃったのか???
と思い今回の執刀医に聞いてみましたが、
最初の手術のときの傷は腎臓が切除できる位置までは
開いてなかったそうで。(手術痕は確認したそうです)
「右の腎臓は先天的に無いものと考えるのが自然でしょう」
とのことでした。
「とても珍しいことです。」とも。
う〜む。
とりあえず開腹してみて。
膣からわかれた右側に、内臓の奇形??が
あったってことらしい。
つまり腎臓と卵巣が無く、
子宮の形状が普通でなかったということ。
それから、最初の避妊を執刀したヤブ獣医は
お腹は切ったがなーんにも取っちゃいなかったということ。
切っただけだった。
更に「説明不足の病院」は、エコーで右の腎を
見つけられなかったのをうやむやにしたってこと。
なんじゃ〜〜〜!!
世話人、キレ気味になるのを抑えつつ
ただしかなりコーフンしながら今回の執刀医と話し込んだ^^;
まあ、厳しい目でみれば
この先生も触診で右の腎が小さいとか無いとかは言ってないから
スッバラシイ先生というわけではないんだろうけれども。
でも謎や原因を追究する姿勢があるし
(実験と言えばそうも言えるけど^^;)
話はちゃんとしてくれて話がしやすいし、まだ若いけど(30台?)
自分の考えや推測、治療法も言ってくれる。
今までの先生はそういうことはなかったから
これからこの先生に診てもらおうと思った。
幸いなことに、7歳の段階で腎臓が1つ足りないことが
判明したから、あるものを大事にしようってことで
落ち着いたんだけど。
1個は無事だから、普通に生活できるわけだし。
ただ、先生は
ナトリウムなどに注意した食事と、半年〜年に1回の
血液検査と尿検査、検診をしましょうとのことでした。
それと・・・
世話人は手術前、今回の執刀先生に
「卵巣が残ってて切除した場合、保存したい。手元に欲しい」
と言っておいた。
ヤブ獣医を訴えたいわけではない。
戒めとして、保管したかった。
快く受けてくださり、監督の左の卵巣のホルマリン漬けを
いただいた。
小ビンに入った監督の左の卵巣。
しっかりとした形、大きさは長さ2cm弱。
これが祭りを引き起こしてたのか・・・
感慨。
執刀先生は
「コレ持って、最初の避妊の先生と納得いくまで
話したらいかがですか。納得いかないでしょう」
と言ってくれた。
右の腎臓が無かったことに関しても、
「○○病院でエコー正常だったんですよね??
○○さんですよね??」
と不思議がる。
エコーを受けた「説明不足の病院」はアトリエ近辺では一番
マシっぽい病院で、普通に技術がありそうなんだけど
エコーで腎臓が無いってことを見逃した
明らかで大きなミスをしたもんだから、今回の先生
ビックリされたようでした。
「明らかに異常所見で、それを確認せずヘンナコトを言うのは
技術不足だしおかしい」と言ってた。
今回の先生の話によると、どんなに小さい卵巣でも
見つけられるけど、(ぼくは)
監督には1つの卵巣しかなくて、子宮は1つ残してはあるけど
卵巣は確実に取ったので、もうサカリは来ません。
ということでした。
とにかく、今回の手術は
サカリが来ないようにし、体調管理がうまくいくようにする
という目的だったので無事に終わって良かったと思っています。
腎臓1個しかないって今わかってこれから気をつけらられるしね。
良かったと思わないとですね^-^
数年来の祭りの悩みはこれで解消するんだろうか・・・
現在、監督には交代でつきっきりです。
傷が大きいし、昨日はなんだか辛そうで
引きこもっちゃったりもした。
お水もごはんも(量は多くないけど)イケルのに
おしっこはなかなかでなかったし。
でも今夜出て、さっき昼2時にもしたから
あとは傷の治癒を待つだけになりそうです。
昨日は・・・精神的なショックがあるのか
シャープペンじーっとみて目をそむけたり^^;
(注射器に似てるのかな?)
昨日はゴハンもアニモンダの一番好きなやつとか
お刺身とか用意してたのに
術前の絶食のとき食べたがってたドライフードばっか
しか食べないし^^;
でも今日は缶詰も食べてくれた。
あああ、術前の絶食ほんと辛かった。
気持ちもちょっと変になっちゃってるんだと思います。
もう切らないからね、怖いことないからね、と
ずーーーっとつきっきり。
しっかし・・・病院・・・ひどいことするなあ。
今回の病院に最初から行ってれば腎臓が1個しかないことが
生後6ヶ月でわかったのにーっ!!
キーッ!!!
でもそれは世話人のせいでもある^^;
ともかく今を大事にしたい・・・
毎日を大事にしたい・・・
しばらくニンゲンは交代寝で
監督のそばについて何もせず24時間体制で
仕事もせず家事もせずみていようと思います。
1週間くらいはずっとそばにいてやりたいと思っています。
で・・
昨日は監督の術後服を作った^^
1個目は失敗。
2個目も作ったところで、
監督自分で病院で着せてもらった術後服を脱いじゃった^^;
ので、世話人が作ったのを着せてみて、調整し。
今日の午後・・・それも脱いじゃった^^;
むっずかしー!
今は、ホータイ巻いてます。
カゴに入って寝ています*^-^*
つきっきり&交代寝なので、コメントのお返事
しばらく遅れるやも知れません。ごめんなさい。
スタジオアルテの猫監督 ちびこの部屋ブログランキングに参加しています。
猫えさを食べ続けるちび監督と世話人を応援してね。