株式会社フードペプタイドさん開発の、カツオペプチドです。
アイシアさんのミャウミャウ「カリカリ小粒タイプ」に
配合されているもの。
「カツオペプチド入りかつお味」は監督も試食しています。
レビューはこちらミャウミャウカリカリ小粒タイプが発売されてたときには
知らなかったことですが、購入して商品を手に取ったとき
「愛猫の心のケアに」って書いてあって。
世話人、正直・・・
なぬぅ〜。と、思ったです。
ほんまかいな〜って^o^;
アイシアさんのミャウミャウカリカリのサイトには
以下引用
>ネコはストレスを感じると
>血液中に血清ヒドロペルオキキシドという物質が
>多くなります。ペプチドを配合したドライフードを与えると、
>血清ヒドロペルオキキシドが低くなる
とあります。
「血清ヒドロペルオキキシド」が全然わからないんですが。。。
「血清ヒドロペルオキシド」で検索したら出てきました。
過酸化脂質の一種、なのね。
心のケア・ストレス対策に配合された成分があり、それが
「ペプチド」だということを知ったならば
とりあえずペプチドってどんな味なの〜?!
ととっても興味津々だった世話人。
時は流れ
ひょんなことから、フードペプタイド社長である
北里大学獣医学部食品機能安全学研究室の
有原圭三教授より、譲っていただきました。
ペプチドはおいしい上に、機能もある!
しかも消化は胃腸に負担をかけずスムーズです。
「おいしくて体によい」って、まさに理想の食品です。
健康に良いと言われるものはマズいと
思いがちなところもありますが、そんなことないんだよねー。
おいしく食べることって基本だよね!と思ってる世話人なので。
カツオペプチドはフードに配合されている成分というか食品で
単体では商品として販売していないので、
ここでレビューするのは違うのかも?しれないのですが
監督にふりかけとして使用してみたので書きます〜。
原材料 かつお肉
成分 かつおペプチド
詳細な分析は無いのですがペプチドなので
ほとんど全部がたんぱく質となります。
ミネラル類も若干含まれると思われます。
こちらの製品は人間用の食品工場にて
食品衛生法に基づき、かつお肉のみを原料として
酵素により分解・生産されているものだそうです。
まずは容器を開封してみると。。。
(実際には鶏ササミペプチドと交互に試しました)
うわ〜^o^/
サカモトのニボシパウダーとほぼ同じにおいだよーっ^o^/
でもでも、もっとまろやかなにおい。
とっても猫さん飛びつきそうなにおいです。
茶色い粉ですが、世話人的には白っぽいなーという印象。
チーズ製作用のちっさいスプーンを持っていたことを思い出して
カツオペプチドをお皿に取り出して。
まずは世話人、手に取ってなめてみる。
・・・。
うーむ。
なんかなんか、じんわり・・・。
不思議な味ー!!
おいしいんですけど、まず舌先がじんわり
あったかくなる気がする・・・。
味はねえ、確かにお魚の中にあるひとつの味だと思う。
ちょこっとだけ、酵母っぽい甘さも感じる〜。
そいでしょっぱさというか塩気は、ない。
全然角がない味、といいますか。
まあるい味、といいますか。
突出した味が全くなくて、じんわりした味なの。
サカモトのニボシパウダーとほぼ同じにおいだと思ったのに
味はずっと薄く、どぎつさはまるでない。
味が薄いのとは違うのだけど表現としては
「味が薄い」感じ。鰹節なんかよりも味はずっと薄くて
調味料としては失格というか、調味料としては使えない感じ。
すごい香りだし味もすごくあるのに、不思議〜。
・・・フシギウマイ。
甘みのような味や、まぐろやかつおのお刺身を
食べてるときに、おいしさと同時に一瞬感じる
魚の生臭みのある味(コトバでの表現これで精一杯^o^;)
うまみ。
いろんな味が絡み合った複雑な味なの。
最初ほんだし(あれって鰹だもんね)みたいなのかと
予想していたのですが、全然ちがーう。
もっと複雑な味。
調味料のような強い味はなく、食品の味という感じです。
おもしろーい!!
かつおのたんぱく質の、おいしいところを凝縮してあるのね。
これが鰹のたんぱく質の味・・・^o^/
なんだかなんだか、チョト、楽しいー!
味を確認したのでひとまず世話人、ワクワクしながら早速監督に。
サキホドのお皿に出したペプチドは容器に戻し(笑)
ほんのちょろ〜っとカツオペプチドが付着したお皿を
監督に見せることにしました。
(このとき続けて、鶏ササミペプチドの付着したお皿も見せました^o^)
大きいザブトンをくるくるっと丸めて土管状にした中で
寛ぎ中の監督に、お皿を見せると。
・・・すんごい勢いでにおいを嗅ぎ始め・・・
もうどこにもペプチドついてない状態になっても夢中でなめました^o^
ササミのほうも、同じく・・・です。
もともとちょっとしかお皿に付着していなかったのですが、
お皿を片付けている世話人に
監督、寛いでたのにくっついて出てきて
今の何??何〜??なんなの〜っ??って催促。
なので、もう飽き飽きされてぜんっぜん食べなくなってたフードに!
ペプチドをふりかけてあげてみる作戦を展開。
ふりかける量は、ごはん15gに対して耳かき1杯分くらい。
まずはかつおペプチドで。
それをお出ししてみると・・・
はっ!とした顔をして、夢中で食べる食べる。
世話人、ひえ〜@@っとニマニマしてると、
あっという間に完食。
マジですか。
コリハ、スゴイ。
そんなことが続き。
ある日、ぐふぐふ。
ヒサビサに、k/d缶をパッカン!!してみることに。
世話人、このニオイ懐かしい・・・
そしてまずはそのままお出ししてみると・・・やっぱり食べません。
そこに、カツオペプチドを、振りかけましたら。
(すんません普通のフード15gにはペプチド耳かき1杯でしたが
k/dには2杯でいかしていただきました^o^;)
・・・・
食べた〜^o^/
食べたk/d缶の量は5gくらいだけどね^o^;
でもすごい。どうやっても無理なk/dを
量は少ないとはいえ、普通に食べてくれたんだもの。
その後、たまぁ〜に療法食をペプチド味で監督にお出ししています。
たべてくれる量は少ないけど、おいしいと思いながら
食べてくれるってこと、大事だもの。
ちなみに、世話人がペプチドのふりかかったk/dと
かかってないk/d、区別できるのかどうかやってみたんですけど
目をつぶってにおいと味で見分けることって
できませんでした。
世話人にはわからないペプチドの味とにおい
k/dにちょこっとかかったそれを、監督ははっきり区別しました。
やっぱし猫さん、しっかりペプチドを認識してるんだよなあ。
すごいっす。
世話人の周りのほかの猫さんも、ペプチドほんっとスキです。
猫さん、体に必要なものっておいしくて
たんぱく質の味というかアミノ酸の味というか、
つまりペプチドの味にも敏感なんじゃないかな??
なんて思っている、世話人です。
調味料としては失格なほど味が薄い感じのペプチドですが、
猫さん達は明らかに
「これはうまいっ!」と瞬時に見分けて食べます。
やっぱり体に必要なたんぱく質由来の味を、
本能的に見分けて食べたくなるのかな???
お分けいただいた有原教授から、興味深い話を伺いました。
「ペプチドの味について、猫には圧倒的な支持を受けているのですが
犬の場合はちょっと違ってきます。かなり喜んで食べる犬も
いるのですが、統計的にデータ解析をすると
ドッグフードにペプチドを入れても入れなくても
あまり嗜好性は変わらないという結果を得ています。
理由は色々あると思います。
一般的に猫の方が犬よりも「味にうるさい」
ということはご存知かと思いますが
犬よりも猫の方がより肉食系動物の性質を強く保っているので
動物性タンパク質由来の風味を本能的に好むのかもしれません。」
うーん、私が感じていることとかなり近いというか、同じだー。
もしかしたらそうかもしれないし、違うかもしれないけど
猫さんたちがペプチドの味を好むのは、確かなようです。
今回ペプチドの試食をさせていただいて、
調味料的に使われているものっていろいろあると思うのですが
キャットフードの嗜好性を上げる目的で
人間の味覚レベルで味の濃いものというのと
猫が好む味の濃さって違うんだなあ、とか
猫の味覚や味覚レベルはやはり、人のそれとは違うんだなあと
実感しました。
ただ味が濃いから猫が食べたがるかというと、絶対違いますね。
たんぱく質にカギがあるかも・・・と思います。
ニンゲンには到底到達できない猫さんの味覚の奥深さ。
監督が好む味ってどんなものかが知りたくて
また、どうしてあれは食べてこれは食べないのかが知りたいことが
私がキャットフードを食べ続ける理由のひとつでもありますが
もしかしたら、猫さんの味覚ワールド
キブンもあるけど、おいしいと思うかどうかのその区別
私には知覚すらできない世界なのかも・・・しれません^o^;
監督にトッピングとしてものすごく好評なペプチドですが
あんまし続けると当然飽きるだろうから間隔をあけながら、
いただいたペプチドがなくなるまでゆっくり、
監督においしくペプチド、摂取してもらおうと思ってます。
監督の心のケアになってるかどうかは、
実感としては変化が見られないケド、
監督、ストレス少ないのかな??
鶏ササミペプチド単体での販売は現在ありませんが、
ペプチドの味が気になるよーと言う方は
ミャウミャウ小粒タイプをかじってみてください〜
あのね、ペプチドがどのくらいの量が配合されているのか
世話人は知らないけど香りと味、ミャウミャウかじると
ペプチドのその味と香り、ミャウミャウの味と香りに
確かになってますよん^m^
フードに加えられたペプチドは、フード生産過程で
「メイラード反応」によりおいしい魔法が更にかかっているため、
おいしさが増しています。
・・・いや、監督には「ミャウミャウドライかつお味」が
不評だったんですけどね^o^;
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