アメリカで大きなブランドの、ペットフードのリコールが
ありました。
続報というか・・・
FDAが介入してからも新しい展開はほとんどなくって、
結局のところ原因物質はわかっていなくて。
問題となっている(?)小麦グルテンの製造者すら
出てこない有様。
犯人は小麦グルテン!!とか言ってる記事もあって・・・
そんなわけないし^^;
ペットフードの材料事典 植物蛋白エキス
CBS NEWS
http://www.cbsnews.com/stories/2007/03/17/national/main2581329.shtml?source=search_story
FDA
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2007/NEW01590.html
それから、FDAが介入してなぜか動物実験をしているようです・・・
意味不明。
50頭の犬猫に今回リコール対象となっているフードを食べさせて
これまでに10頭が死亡したということです。
フード、そして小麦グルテンだと騒ぐのならそれを分析することで
原因物質を特定し、問題のフードなり小麦なりを回収し、
製造者を処罰・処分する・・・のが普通の道だとおもうのですが。
なぜか実験を。
今の段階でわかっていることは
■リコール対象はメニューフーズ社が製造委託を受けている
キャットフード・ドッグフードで
北米向けに昨年12月3日から今年3月6日までに出荷したもの
ままるねこさんのサイトに該当コードがあります
http://www.geocities.jp/felineibd2003/recall.html
■FDA(食品医薬品局)はメニューフーズ社の
アメリカオンタリオ州、オレゴン州の工場と
カナダの工場で製造されたものについて調査している
■上記期間中に新規に仕入れた小麦グルテンを使用した製品を
食べて腎不全、食欲減退、嘔吐等になる犬猫が10頭ほど
(犬1頭、猫9匹?・詳細不明)出た。
グルテン製造者について一切不明。
■リコール対象製品は6000 万個
■メニューフーズ社の親会社
メニュー・フーズ・インカム・ファンドは
「何が起こっているのか、把握できていない」として
大量リコールに踏み切った。
■FDAは50頭の犬猫にリコール対象製品を食べさせる
実験をしている
小麦グルテンを食べて腎不全は起きないはず・・・
問題となる製品にマイコトキシンか重金属の類が
入っていたんだろうかと私は想像しています。
が、それなら製品を分析すれば早々にわかることなんじゃないか?
それが出てこない何か理由がありそうです。
この件に関して記事を書くのはこれで最後にします〜
ニュースを漁っても、全然具体的なことが出てこないのが
ばかばかしくて^^;時間もったいない^^;

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追記 2007/3/24
やっと新情報が。ただ、問題の成分は書かれてません。
殺鼠剤に使われてるガン治療薬??うーん、、、
************************************************
CNNnews 殺鼠剤の混入が判明、加企業のペットフード 死亡例も
2007.03.24
Web posted at: 18:29 JST
- CNN/AP
ニューヨーク州オールバニー――カナダのペットフード大手、
メニュー・フーズがイヌやネコの腎不全が相次ぎ、
一部が死亡したことなどで製品の回収に踏み切っていた問題で、
米農務省当局は23日、商品から毒物の殺鼠(さっそ)剤が
検出されたと発表した。
製品に混入した経緯は不明。
この成分は米国で一時、ガン治療薬として使われており、
現在も一部の国で殺鼠剤に利用されている。
ただ、米国では認めていないという。
同社は23日、リコールの対象製品計95銘柄に拡大した。
製造時期に条件は付けていない。同社のこれまでの調べで、
製品を食べたネコ15匹、犬1匹が死亡している。
ペットの飼育者に悪影響はないとしている。
メニュー・フーズは17日、北米向けに昨年12月3日から
今年3月6日までに出荷した、製品の回収を発表。
当初は49銘柄のドッグフードと41銘柄の
キャットフードだった。
数は6000万個に達したとみられている。
リコール対象の製品にはすべて、新しい供給元から購入した
小麦グルテンが含まれているという。同社は米食品医薬品局(FDA)にリコールを報告。
FDAは、同社工場への立ち入り検査などに着手した。
一部のペット愛好家は同社を相手に訴訟を起こしている。
************************************************
・・・・とのことです。
またまた追記 2007/3/27
CNNニュース
殺鼠剤の混入が判明、加企業のペットフード 死亡例も
************************************************
2007.03.24
Web posted at: 18:29 JST
- CNN/AP
ニューヨーク州オールバニー――カナダのペットフード大手、
メニュー・フーズがイヌやネコの腎不全が相次ぎ、
一部が死亡したことなどで製品の回収に踏み切っていた問題で、
米農務省当局は23日、商品から毒物の殺鼠(さっそ)剤が
検出されたと発表した。
製品に混入した経緯は不明。
この成分は米国で一時、ガン治療薬として使われており、
現在も一部の国で殺鼠剤に利用されている。
ただ、米国では認めていないという。
同社は23日、リコールの対象製品計95銘柄に拡大した。
製造時期に条件は付けていない。同社のこれまでの調べで、
製品を食べたネコ15匹、犬1匹が死亡している。
ペットの飼育者に悪影響はないとしている。
メニュー・フーズは17日、北米向けに昨年12月3日から
今年3月6日までに出荷した、製品の回収を発表。
当初は49銘柄のドッグフードと41銘柄の
キャットフードだった。
数は6000万個に達したとみられている。
リコール対象の製品にはすべて、新しい供給元から購入した
小麦グルテンが含まれているという。
同社は米食品医薬品局(FDA)にリコールを報告。
FDAは、同社工場への立ち入り検査などに着手した。
一部のペット愛好家は同社を相手に訴訟を起こしている。
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他、ニュースソース
New York State Agriculture Department
http://www.agmkt.state.ny.us/AD/release.asp?ReleaseID=1598
とのことなんですが・・・
もうほんと疲れたっていうか・・・
(だって、結局その物質がどこでどう混入したのか、
鼠駆除剤と断定できるだけの根拠とか、他の食品等にも
入ってる可能性について全くニュースがないから)
いやーんな気分になって、書くの控えてました^^;
・・・っていうのは言い訳なんですが^^;
原因物質は抗癌剤などに
使われるものでもあり、それなりに一般的?な
知られた化学薬品でもあるようで、
混入の経緯がわからない以上、ねずみとりに使われてたものか
どうかもわからないはずです・・・よね?
殺鼠剤というものが出てくるからには、メニュー・フーズ社や
FDAではもうわかっているのかな?
残留基準を調べることができれば農薬にも使われているもの
なんだろうし・・・(そこまで調べる気力なし^^;)
混入なら、どこでどのように混入したか、
薬剤に含まれるほかの成分を調査しないと、
殺鼠剤と断定することすらできないと思うのです。
CNNニュースでは、アメリカでは(その物質を使った殺鼠剤は)
使われてないってあるんだけど、
調べると使ってるって書いてあるところもあったし、
少なくともカナダでは使われてるらしいし、
中国で混入したのかどうかすらわからないはず・・・
私が調べた中で、その成分はアミノプテリンというものだ
ということらしいのですが、米国特許申請の、アメリカ発の
薬品です。
それなりに一般的なもの?らしい。
アミノプテリンは、酵素の活性を制御する治療薬として
使われることもあり、テトラヒドロ葉酸デヒドロゲナーゼ
という酵素を阻害することで、がんや白血病の症状を緩和する
とのことです。
なんにせよ、どこでどう混入したかがわからないのと、
殺鼠剤であれば薬剤単体で出ることもないだろうし
(通常、有効成分として少量の薬剤を使用するはず)
結局のところ、まだ何もわかっちゃいないんです。
今回こんな騒動になりましたけど、他でも起こる可能性はあるし
今までにもあったのかもしれないと考えるとコワイことなんですが
今回の件でどこでどう混入したのか、同じようなことが
起こりそうな他の食品等は無いのかを検証できると良いのですが。
フードだけじゃないはずなんです。
人間用の食材でも可能性は同じはずです。
例えば倉庫に入った食品に殺鼠剤が混入したとすると、
小麦グルテンだけが置いてあるのかどうかはわからないから
コーンだって米だって麦だって・・・その他いろいろ怪しい。
小麦グルテンだけだったとしても、それを使った製品は
フードだけじゃないはず・・・
麺、加工食品、健康食品やサプリメントにも
混入の可能性が高いですよね。
でも誰もそのことに触れない^^;
それから、今回メニューフーズ社だけの、期間限定の話に
なっていますが、他のメーカーではどうなのかという話も
出てこないですし、もしかしたら、今回話題になっただけで
今までも少量の、「入ってはいけない薬品」が混入してたことが
あるのかもしれない?し。
考えたらもう、キリないしね・・・
ついでに・・・
今回「殺鼠剤が犯人じゃ〜」っていうことになっているので
殺鼠剤中毒について少し。
お外で(または家の中でも)にゃんこが
殺鼠剤そのものを食べてしまうことは少ないかも
しれませんが、殺鼠剤に接触した鼠をイジルことは
あるかもしれません。食べちゃうこともあるかもしれません。
その場合、殺鼠剤中毒を起こす可能性があります。
日本で多く使われているのはクマリン系殺鼠剤とのこと、
その中毒にはビタミンKの摂取と輸液が有効のようです。
もしや・・・というときにはすぐ病院ですね。
日本ベッツグループ 殺鼠剤中毒について
他にも、猫が中毒を起こすものについて、
この機会に知っておくといいですね。
意外に身近なものも中毒の原因になる可能性もありますから。
http://www.p-well.com/health/clinic/cat/cat-chudoku2.html
ラベル:フードリコール事件
具体的なものが無いとは・・・ご苦労様でした!
でも絶対、成分に何か入っているという見方のほうが正しいと
思います。
50頭のうち、10頭犠牲になっちゃった犬さんに
黙祷です。
(私は、ワンコの大好きなのだ〜ヽ(^。^)ノ
いや、算数や理科はもっと苦手なんだけど、ツカレタ〜
でもホントどこにも具体的なことが出てきてないです。
ワイドショーのネタ風にも見えてきて嫌になってしまいました。
>成分に何か入っているという見方のほうが正しい
ママchanのおっしゃるとおりだと思います。
調べればすぐわかりそうなのに、なぜか問題のフードを食べさせる実験をしているんですよね。
それまでの報告で、犬猫がどんな症状になるかはわかっているはずだから
全く無意味な実験で。
犠牲になった子はにゃんこのほうが圧倒的に多いみたいです。
でも、頭数はニュースソースによって違っててどれが正しいのか^^;
これからまた増えちゃうのかもしれないですし。
しばらく経ってから、どんな結果になるのかは見ないといけないとは思うのですが。
私もわんこも好き〜
一緒に暮らしたことはないんだけどね。
かわいいわんこを無意味に死なせるなんて本当に残念なことです。
でも、なんで(涙)。
動物に食べさせて害があるか実験するだなんて最低だと思います。
すでに亡くなってしまった動物がいるんだから、何かが体に作用しているってことはわかってるんだから。。。
50頭のうち10頭ということは、割合からすれば劇薬ってことじゃないんだろうけど、個体別のもともとの体質なども関係してしまったんでしょうか・・・。
アメリカなんだから、調査費用も調査機関たっぷりとあるだろうし、動物実験なんかじゃなくて製品のチェックをしてほしいですね。
亡くなった動物さんの冥福を願います。
貴重な、愛されるべき命を無駄にしています。
該当フードでどういう症状が出るか、既にわかっているのですから、
わざわざまたそれを見る必要はないはずなんです。
原因物質の追求が必要なのに、それはわからないままで、していることがおかしいですよね。
50頭のうち、昨日は10頭っていうことでしたがこれから数が増えるかもしれないし、
亡くなっていないだけで助けようのない状況になっている子もいる可能性もあります。
よく恥ずかしくもなくこんなことができるなあと。
ちなみに、マイコトキシンであれば菌ですから検査で見つけられます。
カドミウム、鉛、ヒ素、水銀等の重金属も、元素分析検査によって
見つけることができます。
フードに入る可能性の高いほかの毒物は他には思い当たりませんので、
シロウトの私が思いつくマイコトキシン、重金属の検査は多分、既にしてあるのでしょうね。
中の人は実は原因物質をもう以前から知っているのか??
いろんな意味で変な事件です。
本来、わんこやにゃんこ、飼い主の健康で幸せな時間のためのペットフードが
こんな風に命を脅かして、残念なことです。
そしてメールしました。
今回は無事にとどくかにゃ〜あ???
シュポーン
昨日の時点で15匹の猫と1匹の犬が亡くなってしまったそうです。
まだ、あちらでも原因など明らかになっていないようで。
それにしても動物実験とは!
これ以上、犠牲を増やすのかと、怒りでいっぱいです。
この実験本当に無意味ですよね。
何で実験するのか、何か理由はあるのでしょうけど
少なくともフードを買っている消費者と、それを食べるわんこやにゃんこにとっては
全く不必要なことですね。
わんこやにゃんこの健康のための、楽しい毎日のためのフードが
こんな有様で、本当に残念なことです。
該当フードでどんな症状が出るかはとっくにわかっているので、
それについて検証する意味は全くないんですよね。
猫のほうが影響がでるみたいだ、というくらいしか得られる結果もありません。
FDAや製造会社にとっては何かあるのかどうかはわかりませんが。
それから菌の検査、金属の検査、そんなに高額じゃないはずなんですよ。
リコールの金額の巨大さに比べたらねずみの糞以下の金額です。
普通の企業ならそんな予算は躊躇なく出すはずです。
なので当然もう分析検査はしているはずなのに、そのことは出てこなくて
煽るようなニュースばかりなのが気にかかります。
アメリカの情報もしかりです。
アメリカは報道がすごいことになっているようですが、
必要な情報・具体的な情報が皆無です。
調べても調べても必要な情報が得られないって
なんだかゲンナリwですよねww
そしてまったり福タビ大リンの姉さんのコメントに唖然。
なんのための動物実験なのか…
>煽るようなニュースばかり
そうなんですよね!
核心部分がやっぱり見えてこなくて。
消化不良起こすネタ振りしちゃって申し訳ないです。
私としても知らないふりはできない話です^‐^
でも、なんか変ですよねえ。
メディアが大騒ぎする理由も何かありそうなんだけど。
ニュースって、ホント必要なことを出してこないんですよね。
わかってることよりも理解できないことのほうが多い^^;
中の人は全容、わかっているのかな???
しばらく経ってからどうなるのかをみようと思います。
ただ、回収されたフードを食べさせる実験はやめて欲しいですね。
っていうか、今までもこういった事件があるとやっていたことなのかもしれないけど、
わざわざニュースにはしていなかったように思うのです。
これを出す意味・意図があるのか??
この情報を出して、何を引き出したいんだろう・・・
って、考えすぎか^^;
最後までいろいろ教えてくださって、ほんとにありがとうございます。
殺鼠剤中毒についても、うんうんと力込めて読んじゃいました。
このパート2も、リンクさせていただきたく、よろしくお願いいたします。
しかし・・・「考えたらもう、キリないしね・・・」その通りで。
結局、ちゃんとした解明にはまだまだ時間がかかるってことでしょうか。それとも隠したいことがまだまだあるってことでしょうか。
なんだか無力感に襲われたままですが、でもやっぱりこれっきりでオシマイにしたくないと思ったり。
せめて、分かったことは何度も知らせていかないと・・・でしょうか。
ニュースは同じことを繰り返し、ネット上ではコピペばっかし。
情報は情報として、そこから各個人が読み取るものだと思うのだけど・・・
怖い、危険だ、大変〜!と言っているだけでは
別の商売の宣伝になっちゃいますからね^^;
実際、アメリカのニュースの中にはそんなのも多い気がします〜
解明はされるのかなあ??
事件の発端から、変なんですよ・・・
なので各個人で理解するしかなくなっちゃうような気がします。
新しく具体的な情報が入ればまた状況はかわるかもしれないのですが、
今の段階では、私には話をペットフードに限定しておきたいための大騒ぎにしか見えません^^;
でも、私の書くことも所詮は憶測であって、考えすぎなところとか、
見当違いなところもあると思います〜
今回の事件で得たものって、はっきり言って何もない〜^^;
だからせめて殺鼠剤や他の薬品、食品や植物・・・
身近にあるもので大事な家族が中毒にならないように、もしなっちゃっても
すぐに対処できるように知識を持っておきたいですね^^
以前このブログに来てくださった方のにゃんこさんは
ゆりのお花を食べてしまって腎不全になったそうです。
先日監督の避妊再手術で病院に行ったときも、獣医さんとの話の中で
ゆりを食べて腎不全になったにゃんこが患者さんにいたと聞きました。
身近な危険を防げたらいいな。こっちのほうが、フードにたまたま混ざってた
毒物の被害に遭うよりもずっと確率が高いと思いますから。
リンク、ありがとうございます。
実は、我が家はテレビがない上新聞もとってなく。
ニュースにとっても疎いのですよ・・・
姉さん、何かあったら教えてくださいね^-^