「海洋資源の乱獲ーっ!」と批判を浴びてきた日本のマグロ漁。
日本籍でない船がマグロを獲っても、かなりの量を日本が輸入するので
消費するのは日本国内だったりで。
特に、大型のクロマグロやミナミマグロのほとんど・9割方は
日本で消費されます。
ミナミマグロにいたっては、漁獲のすべてが^o^;
お金をばらまいて資源を買いあさっているという批判の的と
なっています。
たしかに、食べ放題とかパック寿司とかくるくる寿司で
ドンドコ安く出していくのって、ホントどうかと思います。
小型のまぐろだって、かなり大きい食物連鎖上位の魚。
たくさんの魚介類を食べて、長い時間をかけて成長し
遠くまで行って獲ってくる漁師がいて、
冷凍・冷蔵設備をフル稼働で使い。
そういう貴重なモノを、ドンドコ〜ってどうかなって。
要するに、食いすぎ。
残すなんて、もっての他。
古くから、まぐろは日本で食べられてきてはいますが
昔は冷蔵や輸送方法などに限りがあり
広く食べられていたかというと、かな〜り疑問です。
確かに、切っても切れない食べ物なのでしょうけど、
日常的に食べられてきたものとは違うと思います。
ちなみに、刺身でマグロが食べられたのは
江戸時代にすし屋で「づけ」が握られたことが最初だったとか
そうでなかったとか。
WWFによると、
http://www.wwf.or.jp/activity/marine/sus-use/tuna/consumption/index.htm
>産業としての日本のマグロ漁業が発展したのは、
>第二次世界大戦後、アメリカの缶詰市場に向けた
>輸出が盛んになってから
とのことです。
おお!!輸出デシタカ!!
そうだよねー、安く手軽にまぐろを食べられる(しかも刺身で)のは
高度経済成長以降の話、だよねん。
本来ご馳走であるものをバカバカ食べちゃって。
まぐろ、いなくなっちゃったら食べられないのにね。。。
なお、世界の海域ごとに、マグロの資源管理を目的とした
5つの国際条約機関があり、資源管理のための
国際条約を定めています。
マグロ資源の管理を行なう国際機関
日本では国として、まぐろ資源の持続的利用を
確保する方針を明らかにした法律
「まぐろ法」があります。
まぐろ資源の保存及び管理の強化に関する特別措置法(pdf)
それでも、やっぱりまぐろは減っている。
国際的に、まぐろの消費量が増えたといいますが
絶対的に日本国内・または日本人による消費が多すぎです。
ここにきて、原油高の影響から
かなりの数のまぐろ漁船が操業を休止となるようですが
社団法人 責任あるまぐろ漁業推進機構 によると5/29現在
>台湾、中国は、既に休漁実施。
>現在、その他の国の漁船も入れると、世界で
>140隻程度が休漁中。
>今後更に休漁する漁船の増加が見込まれる。
>日本、韓国なども休漁実施を検討中。
・・・とのことですが
7月〜10月はもともと漁獲高が少ないらしい?とか
台湾船の場合は、休船保障があるらしい?とか
なんかそういう事情もあるようです。
既に卸値が2〜3割上昇している模様。
今回のマグロショック(たぶん、そうなるんじゃないかと。)
では、高級系のクロマグロ・ミナミマグロ以上に
小型のマグロが対象になりそうな感じなので
うーん、猫さんのごはんにも原料価格高騰を理由にした値上げや
内容量を減らすなどの事実上の値上げは
昨年末ごろから頻発していますが、さらに、さらに〜となるかもです。
メバチマグロなどの小型のまぐろについても
「国内の在庫は10月末ごろになくなる」という予測もあり?
うーん。
猫さんのまぐろ系ごはん、買いだめしておくべきなのかなあ・・・
なんて思ったり。
どうしてもこのまぐろ使用缶が常に必要ナノヨ!という缶があったら
ストックの必要性はあるような気もします。
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ところで、今年もはじまりますた。
アイシアさんの、猫フォトコンテスト。
応募は、7/31までです。
とりあえず世話人、毎年応募してますが
カレンダーに当選したことはありません。。。
今年はいけるでしょうか!?
あっ、でも5000円商品券でも、いいです〜^m^
応募すると全員にミャウミャウ製品がいただけるそうです。
とりあえず応募をしないと当たらないので
応募ダ〜。
スタジオアルテの猫監督 ちびこの部屋
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